■ 特別企画vol.1 2001年夏


『夏の思い出』に関するポエムを皆さんからご応募いただき、 それを元に私が曲をイメージし、フリーMIDI素材を作成する…というものでした。
10作品の応募があり、4作品に曲をつけさせて頂きました。

作品応募:〜2001年8月14日/曲作成:〜2001年9月18日


 



 ■『夏の思い出』ポエム&曲 4作品発表♪
たくさんのご応募、ありがとうございました!この「特別企画」、初の試みでしたので、作品が集まるかどうか心配でした(^_^;)
以下4作品の「夏に関する思い出」のポエムを題材に、曲を作成させて頂きました!

作成した曲には、構成的に共通点がありますので、ちょっと意識して聴き比べて見て下さい。(プレイボタンを押すと、曲が流れます)
*すべての曲はフリーMIDI素材のページで素材として公開しています。
*全曲MP3版をMP3素材のページで公開中!


作品名 作成者 HP
夏の風 あもさん こちら
時の散歩道 悠さん  
甘夏 信さん こちら
夏の終わり skyfieldさん こちら


夏の風

青い空き缶をヒザにのせて
あやういバランスですわる窓辺に
街のきらめきが反射する
ここが私の故郷なんだよ

夏風はひまわりの匂いがする
どこかで巡り合った
遠くはじける波打ち際
沁みてくる渓谷の霧
山間にひろがるひまわりの黄色
ふりかえる日焼けした肩
あなたが
なつかしいな

熱にうかされたような都会の雑踏
方向がみえないまま また飛び立つ時間がやってくる
少しあけた窓に顔をよせて
呼吸する さがす
ひまわりの風


ポエム:あもさん
  
曲はフリーMIDI素材です。
夏イメージのページからダウンロードできます。
2001.9.18公開




時の散歩道


空に浮かぶ雲は 風に流されて
夕暮れの優しい光に染められて
うっすらと形をかえて行く

やがてくる夕闇も そっと頬を撫でる夜風も
さまざまな思考を掻き消して 見守っていてくれる
古代の光を身に纏った星達が足元を照らしだし
さまざまな想いを掻き消して 見守っていてくれる

ここから見えた景色
若い無邪気な二人は この風景が世界の全てだって
そう想ったりした 忘れかけてるあの季節

あれからどれくらいの時間が経っても
あれからどれほど自分が大人になっても

ここから見える景色は変わらない
どこかで落とした忘れ物 見失った君
戻ってくると信じてる 忘れかけてるあの季節


ポエム:悠さん
  
曲はフリーMIDI素材です。
夏イメージのページからダウンロードできます。
2001.9.9公開




甘夏

どれくらいの時間が経ったのでしょう・・

僕はずっとここに立っていました。
ずっと夏の匂いを感じてました・・

あなたは今、何をしてますか・・?

今も、どこか遠い所で、ちゃんと
笑えていますか・・?

・・・・・

サンダル 麦藁帽子
そして・・
まだちょっと酸っぱい甘夏

今もあの時のままの・・
変わらない姿のあなたが
僕の目の中に・・


ポエム:信さん

曲はフリーMIDI素材です。
夏イメージのページからダウンロードすることが出来ます。
2001.9.2公開




夏の終わり

 まるで線香花火のように、最後の一瞬輝いて

    残像を残しつつ、君は想い出の中へ・・・消えた。

 翌日、僕はいつも二人で見ていた海岸線をあとにしながら、

    真っ青な海を眺めてた。 まだまだとても暑かった。

 けれど気が付けば青空は高く、海岸にいる人達もいつしかまばらに・・・

    ふと海を見渡すと、白波が立ち始めていた。

 気付いたら景色はもう既に、次の季節へと移り変わり始めていた・・・。


ポエム:skyfieldさん

曲はフリーMIDI素材です。
夏イメージのページからダウンロードすることが出来ます。
2001.8.21公開



現在のページ位置は?  トップページ−→特別企画2001夏     
Copyright 1998-2001 by TAM Music Factory All right reserved.