時の散歩道
空に浮かぶ雲は 風に流されて
夕暮れの優しい光に染められて
うっすらと形をかえて行く
やがてくる夕闇も そっと頬を撫でる夜風も
さまざまな思考を掻き消して 見守っていてくれる
古代の光を身に纏った星達が足元を照らしだし
さまざまな想いを掻き消して 見守っていてくれる
ここから見えた景色
若い無邪気な二人は この風景が世界の全てだって
そう想ったりした 忘れかけてるあの季節
あれからどれくらいの時間が経っても
あれからどれほど自分が大人になっても
ここから見える景色は変わらない
どこかで落とした忘れ物 見失った君
戻ってくると信じてる 忘れかけてるあの季節
ポエム:悠さん
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